ジャンプしてボールを打つ(スパイク)

更新日:2020/09/06

スパイクの打ち方(助走のとり方)

スパイクをうまく打つためには、まずはステップを覚えることが大切です。

実際に試合をしている最中に「ここは急いで入らなければいけないから○歩ステップでいこう!」などと考えている余裕はなく「ブロックに飛んで助走のために下がろうとしたらもうセッターまでボールが届いていたから1歩ステップにする」と、いうように状況によって自然とステップの数は決まってためとっさの時にどんなステップでも対応できるようにしましょう。

3歩ステップ

全ての基本は3歩ステップから出来ています。

左足を前にして、右→左→右左(踏み込み)→ジャンプ

このステップの始まりを変えたものが以下の2歩ステップと1歩ステップになります。

3歩ステップは長い助走距離を取るためレフトやライト、バックアタックなどの比較的高い滞空時間の長いトスなどにあわせて使うといいでしょう。
理由は、滞空時間が長いということは、トスが高く、長い距離を飛ばしているということになります。その場合どうしてもトスがずれやすくなるため、修正をしやすいのと助走の勢いを殺すことなく体全部の力を乗せやすいという利点があります。

1歩ステップ

主にクイックなど助走距離が短い場合や早く入らなければいけない場合に使用します。

左足を前にしてすぐに踏み込みの体制に移ります。

2歩ステップ

セミ系のトスや少し時間に余裕がある時のクイックなどでしっかりジャンプしたい時などに用いることが多いと思います。

ステップを練習しよう

ステップの種類と飛び方は理解できましたか?

次はそのステップを自分のものにしないければいけませんのでボールのない状態でステップを踏めるようになったら実際にボールを打つところまで連動してやってみましょう。

とはいえ実際のスパイクのようにいきなり動いているボールに合わせるのは難しいと思いますので簡単なものから練習をしてジャンプしてボールを打つと言う感覚に慣らしていきましょう。

まずはボールを吊るして

いきなり空中でのタイミングを合わせるのは難しいと思いますので、まずは空中で止まったボールを打つ練習からしましょう。

まずはステップを踏んでジャンプした時に腕をまっすぐ上に伸ばしてボールを触るだけにしましょう。

最初からジャンプからのスパイクをすると頭が次に何をすればいいか追いつかずにステップ自体もバラバラになってしまいますので、まずはステップを体になじませること、そして高く高く飛ぶことを意識して練習しましょう!

うまく自作してどこでも練習しよう

このつるしたボールを打つ練習は非常にいい練習だと思いますがどうやってボールをつるせばいいかわかりませんよね。

市販品でボールにゴムが付いているものが売られていたりしますが、学校の体育館で保管されていることはありますが、個人で所有するには少しお高いんですよね。

確かに市販品は使いやすさなどは抜群で自分も中学生の時にとてもお世話になったのですが、付いているボールのサイズも決められていますので中学→高校と流用できないのが難点です。

そこで、作り方を紹介しますので自分たちで作ってしまいましょう!

お値段もお手ごろでいいと思いますよ!使うものはサッカー少年がよく登下校時にサッカーボールを入れて蹴りながら登校しているのを見ることがあるはずのあれを使います。

サッカーボールを入れたりするのをよく見ると思いますがボールネットです。

これならば、体育館の2階の手すりの下や、バスケットゴールにも簡単に結べますし、ボールのサイズが変わっても詰め替えればいいだけなので楽ですよね!

自作すれば自宅でも取り付けられますのでどこでも練習できますね。ぜひ、効率のいい練習にできるようしてみましょう。

自作するにあたっての注意点

ボー ルネットを使って吊るす場合には、2つ使い別々の箇所に引っ張り合うように設置した方がより使いやすくなります。

1つで吊るした場合はボールの横を触ってしまった場合、横にぐるぐる回転してしまったりして連続して練習しにくくなってしまいますので2箇所で固定して前後だけに揺れるようにしましょう。

spike_03

自分の手で投げてキャッチしてみよう

止まった状態でのボールに慣れてきたら、次は動いているボールに合わせて動きます。

ステップから踏み込みジャンプまでをしてジャンプの頂点にいる時にボールに触れられるようになればスパイクは打てます。そのタイミングをつかむためにもまずは自分のタイミングで入り空中でキャッチできるように練習しましょう。

スパイク練習はクイックから

上記の内容ができるようになったら実践です。

まずは自分のタイミングで入れる手投げのクイックを打つ練習でネットがどこらへんの高さなのかを知りながら慣れていくのがいいと思います。

実際のトスになるといろいろタイミングを計って、パスの早さや、トスの高さやなどの情報を処理しながら入ってスパイクを打つことになるため、助走からのジャンプ、スイングまでは体に染み付くまでしっかりと反復練習しましょう。

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