レギュラーやスタメン、スターティングポジションについて考える

更新日:2019/05/20

レギュラーメンバーとは?

バレーボールに限らずチームスポーツではレギュラーメンバー(1軍)と呼ばれる試合をするにあたってそのチームを代表する選手が選ばれます。

バレーボールでは6人+リベロですね。

また、公式試合の時にはあらかじめ試合に出る選手(最大12人)をメンバー表に名前を書いて審判に提出する必要があり、試合中の交代などはこの中の選手で行わないといけません。

スタメン(スターティングメンバー)とは?

スターティングメンバー(スタメン)という言葉はなにかとよく聞きますよね。

このスタメンも6人+リベロの試合開始時にコートに入っているメンバーのことを指しレギュラーと意味が同じです。

リベロは2名まで登録可能ですので2人ともスタメンに選ばれることもあります。逆に選ばれていない残りのメンバーは補欠だったり2軍と呼ばれます。

補欠や2軍という響きにあまりいい印象がないかもしれませんが、まずはこの12人に選ばれることが大切ですので頑張りましょうね!

スターティングポジションとは?

続いてはスターティングポジションについて見ていきましょう。

スターティングポジションとは試合開始時の選手の並び順のことです。まずは自分たちのチームのスターティングポジションについて考えてみましょう。

リベロは自由に交代できるのでスタメン6人の長所や短所、身長や身体能力、性格なども含めてしっかりと考えて配置します。

この時の前衛にいる選手を「表」、後衛にいる選手を「裏」と読んだりもしますね。基本的に表にいるということはジャンプ力が高い選手やスパイクが強力な攻撃力が高い選手がいるということが考えられますね。

なぜかというと、バレーの1セット25点というものはわりとあっという間に終わってしまいますので、試合開始直後の序盤に失点をさけチームに良い流れを作りたいからです。

もちろん、攻撃面だけではなくレシーブ力を考えてのポジションという可能性もありますので安直に考えてはいけませんが、、、

試合開始前の公式練習や、練習試合の前の合同練習で相手選手のプレースキルを見ておきスターティングポジションを予想することも、試合の出だしを有利に進めていくために重要ですので余裕があれば相手チームも見るようにしましょう。

どこのローテからでも開始できるようにしよう!

スターティングポジションを第1ローテとして1〜6までローテーションがあります。

仮に相手チームの1番最初のサーバーがとても強力なサーブを打ってきたときにどうすれば良いでしょうか?

  • とりあえずカットを上にあげて繋ぐ
  • 相手がミスをするまで祈る
  • タイムをとって流れを変える

などありますが、これらはあまり良い作戦とは言えません。

  • サーブカット体系を変える
  • スターティングポジションを変える

この二つがより有効な作戦でしょう。

開始のローテーションをずらすことでサーブカットの上手な選手を後衛からのスタートにすることができます。

また、公式戦では試合前に審判に目玉を提出しなければいけません。1セット目の相手のスターティングポジションを覚えておき、あらかじめ2つローテーションさせた状態からのスタートという風に対応できるようにしておくのが良いですね。

とは言えもちろん、ローテーションがあるのでかみ合うところがあれば噛み合わないところが出てくるのも事実です。

もう一つの案のサーブカット体系を変えるという作戦はチーム全員が慣れていないとアウトオブポジションになってしまう可能性もでますのでサーブカット体系についてよく学びスターティングポジションだけではなく噛み合わない時は試合中に話し合いながら対策が立てられるように日頃の練習から選手同士でも考えて話し合いながらプレーしていけるように心がけておきましょうね。

サーブカット体系についてはこちら(まだ)

Comments

  1. 友香 より:

    初心者です。MB2人WS3人S1人Li1人は絶対なんですか?

    • きょん より:

      友香さんコメントありがとうございます。

      たしかに友香さんに言われるまで抜けていましたが、このポジションは絶対というわけではありません。

      チームを作るために攻撃や守備を考えた時に
      ・セッター(S)は必ず必要なので1人
      ・コートの真ん中でブロックやクイックを行える背の高い人がいた方がいいのでミドルブロッカー(MB)を前と後で2人配置
      ・オープン攻撃や2段トスを打つウイングスパイカー(WS)も前と後に2人配置
      ・セッターと対角には同じように攻撃できるWSや攻撃に特化したオポジット(OP)、逆に守備に特化した選手などをおくこともあります。
      ・そして、後衛に下がってきた選手がレシーブが苦手な場合交代できるリベロ(L)が待機

      という形が6人+1人の選手の一般的な役割分担の形だと言われていますので紹介していました。

      リベロは試合では2人登録できるのでそれぞれ担当を決めて交代するのもいいですよね。

      もちろん、チームにスパイクを打てる身長の大きい選手が一人しかいないチームもあると思いますし、
      その場合はその選手がスパイクを打ちやすいようにポジションを変えてあげた方がいいですよね。

      他にも、遊び感覚で試合形式のバレーをする時は前衛の真ん中にきた人がセッターをすることもありますがなかなかいい試合になったりします。

      そこまで変わったチームで試合に出ることはほとんどないと思いますが、
      チームにいる選手に合わせてよりよい形は色々あると思いますのであくまでも目安として考えるのが良いかと思います。

    • きょん より:

      新しくこの辺の更新しましたのでよかったら読んでみてくださいね
      http://volleypeople.net/team-formation/
      http://volleypeople.net/position-team/

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