更新日:2018/07/03
サーブはプレー開始時の大切なプレーの一つです。サーブ一つで流れが動くことがあり優勢にもなり、劣勢にもなります。
さらに、サーブは唯一、自分一人でプレーをしさらには得点をあげたり、注目を浴びれる瞬間でもあります。
そんなバレーボールの中で唯一の個人技と言ってもいいサーブですが、大事場面でミスをしないために、ここぞの時に相手を崩す、ポイントを得るサーブを打てるために自分にあったサーブを選び、そして自分のものにしましょう!
それぞれのサーブの特徴などは初級編のサーブの種類からご確認ください。
サーブはバレーで唯一と言っていいほど一人が活躍できる舞台。
ただ入れるだけで精一杯なんてもったいない!
笛がなってからの8秒間は自分が主役の空間になりますその8秒間をどう使うのかもふまえて自分にあったサーブを考えて活躍できる場を増やしましょう!
サーブは縦がエンドラインから体育館の壁まで、横はサイドラインから反対のサイドラインまでの9mの間の区画であればどのように打っても構いません。
どこから打つのか、どのような角度で打つのか、どういうサーブを打つのか、によってボールの飛び方や回転のかかり方、速さまで大きく変わってきます。
ましてや、同じフローターサーブでも人によって身長も違えば、打つ位置、構えや腕の振り方も違いますよね。
そういった細かい面まで目を向けてサーブと向き合ってみましょう。
サーブを打つ時どのように打っていますか?
集中するために8秒間たっぷり使えていますか?
トスの高さは?腕の振り方は?しっかり止まって?それとも動きながら?サーブひとつとっても様々な動きの組み合わせでできています。
それぞれの行動には長所があり短所もあります。長所は伸ばせるように、短所は補えるように考えて自分なりのサーブを作ってみましょう。
まずは打つ位置でどのようにサーブに影響するのか見てみましょう。
エンドラインに近いサーブの特徴は、
などでしょうか?
距離が近くなるためサーブ自体は入りやすいのですが、コースや狙う位置をしっかり決めて打たないとあっさり取られてしまうことが多いですね。
それではエンドラインから遠いサーブの特徴を考えてみましょう。
体育館によって壁までの距離が違いますので普段から練習できなかったり、制御しにくいなど何かと不便な面もありますが、格別難しい技術も必要ではないわりに、強力なサーブを打てるので練習しておいて損はないと思いますよ!
続いて利き腕が大きく左右してくるネットに対して左右のどちらからどのように打つとどうなるかを考えていきましょう。
サーブは基本的に体の向きそのままにまっすぐスイングをすることが多いとお思います、自分から見て左(体の内側)に向かって腕を振るのは簡単だと思います。
そして利き腕が右の場合、自分から見て左(体の内側)に向かって腕を振ることも割と余分な負荷なくできますよね。
しかし体の自分から見て右(体の外側)に振ろうとすると少し違和感を感じたり肩の筋肉が突っ張る感覚が出てくると思います。
基本的にサーブは、ボールを打てばすぐに飛んできますし、スイングの方向など相手が確認する余裕はないためあまり細部までこだわって打ち方を変えたりすることはありませんが、それでも相手の意表をつきたい時に、あえて体の向きを変えて手首や振り方でコースを打ち分けるというのもやってみる価値はあると思います。
とはいえ、まずは入らない事には始まりませんので打ちやすく、良いサーブを連続していれれることを目指してサーブ練習をしましょう。
ネットの左側から打つ場合を考えていきましょう。
ここで重要になってくるのは立ち方(かまえ方)です。
上にも書きましたが、右利き場合、振りやすいのは左(体の内側)ですよね。逆にいえば、体より右側へのコースは打ちにくいのでミスをするリスクが大きくなります。仮に、ネットに対してまっすぐ構えた場合
左側に立ちまっすぐ構えてしまうと相手コートの大半が体の右側に位置してしまい打ちにくいコースばかりになってしまいます。
では、右利きはコート左側から打てないのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。
体を少し回転させてネットに対して斜めに構えます。そうすることで体の中心線上を対角線付近にとらえることができ、長いサーブを打つことも可能ですし腕の振りを内側に振ることで意表をつくサーブを打つこともできるのです。
ただ、一つあまり良くないかなと思う点は、セッターの位置です。
セッターってややライトの位置にセットアップしますよね?この左側から打つ場合ストレートやクロスどちらに打ってもそのままボールが飛んできた方向に返すとその付近にセッターがいるのです。
もちろん際どいコースを打てれば問題ありませんが、コースが甘くなってしまった場合、返球しやすいサーブになってしまうことは頭の中に入れておいても良いかもしれません。
しかし、左利きの場合はまた違い打った時の回転方向などの違いで驚異的なものになりますよ!その理由はまた上級編などで書きたいと思います。
続いて、ネットの真ん中側から打つ場合を考えていきましょう。
真ん中はやはりどっちつかずといった印象でしょうか。
まだサーブに慣れていなくうまくミートできないために、左右にふらふら飛んでいってしまう人には一番安心できる位置取りなのではないでしょうか。
正面を向いたまま左右に打ち分けることで相手を撹乱させることができるかもしれませんが、より効果的な部分を考えると、大きく後ろに下がり長く強いサーブを打つ場合はちょっとした左右のズレがアウトに繋がるので、真ん中から打つのが手堅いのかもしれませんね。
ネットの右側から打つ場合はこれが一番オススメですし、自分もフローターの場合はこの位置から打っていますよ。
右側に位置取ることでネットに対して正面に構えることで、体の右側に打つ必要も無くなりますよね。
まっすぐ打てばサイドライン際を狙うことができますし、反対側の対角線を狙うことでセッターのセットアップの方向と逆側からボールが飛んでくる事になりますので少しトスしにくく感じさせることができます。
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