更新日:2020/07/16
レフトとは一般的にエースと呼ばれるポジションです。
自分たちのコートのエンドラインからネットをみて左側を攻め、守るポジションだからレフトと呼ばれています。
最近では、ウィングスパイカー(WS)やアウトサイドヒッター(OH)と呼ばれていますね。
これは、スパイクを打つ時に右手で打つためトスが上がっている最中は右手を引いているので視線を邪魔をしないことや、トスは右手側から飛んでくるのである程度のズレならカバーしやすいからだと思います。
レフトは攻撃はもちろん守備でもサーブカットの中心を守ったり、相手の強力なスパイクが飛んでくるレシーブ位置を守らなければいけないことが多いためどんな場面でも必ず関わってくるポジションです。
特殊な編成をしていない場合、レフトはどんな時でも時コートの左側にいる存在と思っても間違いはありません。
攻撃はクイックと違い、あるていど高さや距離のあるトスがあがってくるので、前衛ライトでサーブカットをするときでも真ん中から切り込んでいきレフトのトスを打ったりすることもあります。
レシーブ位置も主に左側を守ります位置は2枚ブロックの左から抜けてくるクロスの強打を拾うことになるでしょう。
前衛時には相手レフトが打ってくるアタックライン内のインナークロスのボールやフェイントをひろうこととなります。
センターやライトの攻撃に対してはブロックにつくため前衛はレシーブしません。
大体のチームにおいて、レフトがエースと呼ばれ攻撃の要となっています。
そのため試合中の大事な場面や、レシーブが乱れて崩れたときの2段トスなどは、レフトにほとんどあがると考えてよいでしょう。
トスが上がる本数が多いからこそ相手にマークされやすくなりますが、そういう場面でもしっかりと得点をあげられるように、力でのごり押しだけでなく、コースを打ち分けたり、相手の穴を狙ったフェイントなどの技術も求められます。
どんなときでも、あがってくる可能性の高いポジションだからこそ多少ミスしても怖じ気づかない強靭なメンタルと周りを支えてあげれる安心感が必要となってきます。
それは、攻撃だけでなく、相手の強打を拾うレシーブであったり、試合中の声掛けも大事な要素の一つですね。