更新日:2015/10/30
バレーボールを知らない人でも楽しめる企画とうことでバレーマンガをちょっとした解説や思ったことなどをネタバレのないように補足していこうと思います。
マンガを持っている人は本を読みながら記事を見てくれるとまた違った見方になると思うのでやってみてくださいね。
いろいろ「ヨリが跳ぶ(1)」とか「健太やります!」とか昔のマンガで面白いのはいろいろありますけど、いろいろルールも変わっていますしね。やっぱり旬なマンガを取り上げたいと思います。
1巻ごとページ順のキーワード形式で書いていくので後々の巻で説明が入ったりもしますがご了承ください。
マンガでも書かれていますが、バレーボールにおいて自分のコートで3回ボールを触れるチャンスの2回目に触ってトスをあげるポジションです。
基本的には攻撃に参加はせずにチームの司令塔としていかに点を取るかを一番考えなければいけないポジションですね。
バレーボールではスパイクを打つポジションが注目を集めがちで人気となっているので、セッターのポジションの選手も機会があればスパイク練習をしていたような気がします。
バレーボールは年齢(学校)によって球の大きさ、重さが変わってきます。
※中学3年夏引退後、12月に行われる「JOCジュニアオリンピックカップ」からは5号球でプレーをする選手もいます。
ハイキューでも中学編と高校編のボールの形の違いを見比べてみてくださいね。
昔はうずまきタイプのボールではなかったのでサイズの違いがわかりやすかったのですが、うずまきになってからはどれも同じにサイズに見えますね笑
中学生の冬になると「JOCジュニアオリンピックカップ」(中学選抜)というものがあります。
選抜は2段階ほどで行われまず最初に、過去の経験からいくと県を3分割し、それぞれのチームで多くは引退した3年生から12人ほど選抜されます。(地区選抜)
その後、各地方で作られたチーム対抗の試合が行われます。その試合の様子をそれぞれの中学校の監督が見て、県の選抜が12人決められることになります。(県選抜)
県選抜の監督は県大会の優勝校の監督や監督暦の長いベテランの先生が受け持つことが多いため強豪校になるほど県内の監督同士で仲良くなっていたりしていると思います。
その12人でチームとなり、県対抗の大会「JOCジュニアオリンピックカップ」に出場することになります。
ここで疑問なのは、セッター影山はその選抜に選ばれていないのか?ということです。
特に強豪に所属していたのでありえるとおもいますし、県ベスト4のチームならば1、2人選出されてもおかしくありません。ただ、選抜の監督はそのまま中学校の監督がなるので、使いにくいと思われて外されたのかもしれませんし、もっと選手をうまく使えるセッターが他のチームにいたのかもしれませんね。もし、選ばれていたのならば県内の他のチームの同級生とかとの絡みなどは今後でてくるといいですね。
また「JOCジュニアオリンピックカップ」と同時に引退後すぐ「全日本中学生バレーボール 第1次選抜強化合宿」という全国からの精鋭が大阪ないし東京に集い強化合宿を行う全国の選抜もあります。こちらは監督の推薦で応募で、書類審査を通過すれば県で1、2人が集まり、だいたい3泊くらいして通常の練習や練習試合の合宿を行います。
その様子をチェックされて、後日、選考に通過すれば、「全日本中学生バレーボール 第2次選抜強化合宿」中学生のバレーボール日本代表として12人に選ばれます。選ばれた後は東京などで強化合宿を行い、最終的に韓国の選抜の選手と日本と韓国それぞれの場所で「日韓交流戦」として親善試合を行った、そんな記憶があります。
当時から180cm近くあった影山なら選ばれてもおかしくないですよね。性格とかの問題で選ばれなかったのか、監督が推薦しなかったのか、、、(自分の時の選抜の正セッターは165cmくらいだったので長身セッターは重宝されるはず・・・?)
文字だけだとわかりづらいので図にしてみました。
詳しい内容は下記を見てみてください
中学選抜 JOCジュニアオリンピックカップ
中学生全日本選抜 公益財団法人日本中学校体育連盟バレーボール競技部
スポーツで高校進学といえばスポーツ推薦ですね。
影山は白鳥沢学園高校からは推薦はこなかったと言っていますが、青葉城西からは来てたのでしょうか?
まぁ、来てたとしてもかつてのチームメイトなどがいて、やりにくいため行かないというのもありだと思います。バレーボールはチームプレーですしね。
基本的に部の監督は学校の先生なので、中学校とのつながり(先生同士のつながり)や近くの中学校を集めて高校の体育館で練習試合大会などを開き優秀な選手がいないかスカウトしたりしています。なので、現段階で初心者で最近就任した先生が監督をしている烏野にスカウトする「つて」があるとは思えないのでどうなのでしょう?
ジャンプサーブは中学生から打っている選手も多くいます。中学生の球の大きさは高校よりも小さいので軽いため非力でも比較的打ちやすいですが、高校に入り大きくなったボールは慣れるまでかなり打ちにくく力の伝わっていない取りやすいボールになりがちです。
朝練で何を練習しているか具体的に出ていませんが、中学、高校ともにバレー部の朝練は基本的にサーブでした。身体の動きにくい朝なのでいきなり激しい運動して怪我をしてもしょうがないのサーブ練習をすることが多いのではないでしょうか。または、ミニゲームでボールの感覚を養ったりとかもして遊んでいたりもしましたね!ボールは触らずにランニングだったこともありますが、、、
月島の身長は大体188.3cmこれは片手を上にのばすとちょうどネットと同じ高さになります。(ネットは高校男子で2m40cm)つまり飛んだ分だけ手が出るということになります。両手の場合多少下がってしまいますが、それでも手がネットから出るために時間はかからないので日向は162.8cmで25cmの差はかなりのものとなりますね。
クイック攻撃などの場合一瞬のためらいや油断でブロックの前に打たれてしまうので一瞬でも早くネットの上に手が出た方がいいですよね。
ネットの高さを2m40cmくらいとして左は190cm、右は170cmくらいの大きさに合わせています。
9m×9mのコートを3人で守ることになるミニゲーム。マンガでは前衛で打っていましたが仮にブロックを1枚き、2人でレシーブしても、少しでもワンタッチをすれば取れないですし、ブロックのいないコースに打つのはたやすいので攻撃勝負になりますね。
マンガ内ではなんでも攻撃ありのように書かれていますが、実際フェイントやツーアタックを入れて3対3のゲームをすると1本でもミスをした方の負けが確定してしまうほど得点しやすく、ましてや1枚ブロックはないも当然のため機能しなかったりします笑
自分たちでもミニゲームをしてみたい場合、攻撃はバックアタックのみ、フェイントなしのルールでゲームをすれば、スパイクを狙う練習、レシーブする練習にもなっていいと思いますよ。
そのチームそれぞれにサインが作られています。
具体的には、セッターがそれぞれのポジションに対して「君はレフト」「君は速攻」という感じで打つボールを振り分けていきます。この時に、「相手のブロッカーがどちらに寄っているか」「ブロックの上手い選手はどこにいるか」などを見て判断して振り分けることになります。
サインの方法は指で行い、「人差し指1本で1番、1番は速攻のAクイックね」という2段階の変換を行うことがあります。なぜなら、1番の指を出していても「Aクイック」と言ってセンタープレーヤーが言ってしまったら相手ブロッカーにばれて防がれてしまうのです。
トスの種類はこちら
サインとはこちら
1巻は中学から高校のシーズンで実際にはバレー一筋の選手は県の選抜などに出場しており同年代の県内外の選手と顔をあわせる機会は多くなります。高校1年生からレギュラーになれるというのはとんでもないことなので、これから出てくる同年代にもしかすると、知り合いがいたり、月島とかも選ばれていたのかもしれません。影山と月島の出会いのシーンでそう言った設定があっても面白くなっていたかもしれませんね。
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