リアルな切り口で読むハイキュー【4巻】

更新日:2016/11/03

今回は東京から来た猫のチームとの練習試合回ですね、内容がプレーメインになるためバレーボールの具体的な説明になるためちょっと難しいかもしれません。

あと、スガさんがリベロの詳しい説明をしてくれているので助かります!

ありがとうスガさん

練習試合の相手

猫のチームは烏野付近の高校と練習試合をしたのち最終日に烏野と練習試合をする日程と先生がいっていますが、実際にそれって微妙な気がしますよね。

他のスポーツはどうなのか知りませんが、自分のイメージだと練習試合遠征の場合近くに体育館のある宿泊施設に泊まりながら、付近の強いチームが集まって2コートを4チームや5チームで総当たり戦にしていくことが多いような気がします。

今回の場合、このタイミングで県内の他のチームも出さないといけなくなるのでキャラが増えすぎてしまったり展開がややこしくなるのを防いだのだと思います。

それと、猫のチームは東京の強豪でもあるので、せっかくこっちまで遠征に来ているので白鳥沢や青葉城西とも練習試合をしたのでしょうか?

実際の練習試合の相手などは監督同士のつながりも重要なのでしてなくても不思議ではないですが、、、気になりますね。

サイン

スガさんがヒナタにサイン表を渡すシーン。

バレーボールの攻撃はサインで行います。サーブを打つ前の時間で攻撃を決めて相手にバレないように言葉ではなくて手で指示を出します。

手の形やトスの呼び方はチームによってさまざまなので、手の形が見られただけではそんなに問題ではないですが、誰にどの手の形を出しているか見られてしまうと試合の中である程度予測されてしまうことにもなるので気をつけましょう。

ユニホーム

中学、高校の部活動の場合、ユニホームはだいたい、貸し出しですね。

歴史のある部活の場合、長年、代々受け継がれているので布が痛んでいたり、サイズは番号ごとに決められていたり、全部統一だったりするのでサイズが合わなくてブカブカの人もいればピチピチの人もいます。

そのほかのジャージや短パンは普段の練習でも使うので購入もしくは部費から出ていたような気がしますね?

ブロックの読み合い(おとり)

ツッキーと相手セッターの読み合いや日向と相手センターとのやりとりがありましたが、今の所、烏野高校内でブロックの飛び方については説明されていません。

実際にはブロックには飛び方に種類があり、前衛3枚が連携してスパイクのコースを絞らせて打ちにくくしレシーブしやすくするためのブロックの方法や速い攻撃を仕掛けてくるチームには前衛に対して必ず1人はブロックを飛ぶようにマークをして飛ぶ方法などもあります。

実際の試合では多くのチームがリードブロックというブロックを採用しているのではないかと思いますよ。

リードブロックとは

リードブロックとは相手セッターのトスが上がるのを見てからついていきブロックをするように動くこと言います。こっちにあげそうだなと予測はしてはいけません。必ずトスが上がってから間に合うように一生懸命追いかけます。そのため速攻や平行トスなど速いトスの場合追いつけないこともしばしばありますし、相手スパイクをブロックして止めるというよりはワンタッチを狙って飛びに行くイメージが強いですね。

スパイカーやセッターの動きや目線を見てブロックが騙されてしまうとブロック枚数が減ってしまい、レシーブもしにくくなってしまうのでチームとしても良くないですよね。

1年生が入ってきてからのチーム作りなので時間なくブロックとレシーブの連携などお互いチームとして詰めきれていないことがわかりますね。

リベロの2段トス

リベロについてはスガさんが説明してくれていますが、バレーボールのリベロは色の違うユニホームを着て審判に伝えずに自由に後衛の選手と交代することができるポジションです。

そしてリベロは基本的に守備担当なのでそれ以外のプレーができないようになっています。例えば、攻撃のスパイク、ブロック、サーブ。

その中でトスも例外ではありません。

リベロがトスを上げる時、アタックラインよりも前(ネット寄りの位置)であげたボールをスパイクすると反則になってしまいます。

これは、常に後衛にいるリベロをセッターの代わりとして使えないようにするためのルールなんですね。

わかっている範囲でリベロの説明です。

libero_s_01

ルールがいろいろ変わっていたり疑問点が残っていますが、こんな感じです(2016年現在)

間違っている可能性もあるので鵜呑みにはしないでくださいね笑

ジャンプトス

よく影山も、相手セッターもジャンプをしながらトスを上げていますね。

なぜジャンプしながらトスを上げるのでしょうか?見ている人は地面に足をつけていた方が安定したプレーができるのにと思うかもしれません。

実際に地面に足をつけたほうが安定はしますが、そうもいかない場合もあります。

それはレシーブが高くなり相手コートに返ってしまいそうな時の高い位置のボールを取るためおジャンプでもありますが、トスの位置が高くなることでより早い攻撃ができるという見方もありますよね。

jumptoss_a_01

jumptoss_a_02

時間にすれば1秒もないほどの差ですがブロッカーにすれば少しでも判断が鈍れば間に合わない時間になってしまいますよね!

 

視野を広く(影からスパイカー)

バレーボールでは相手に攻撃を簡単に読ませないために、色々な角度からスパイクを打ちに行ったり、攻撃選手を見にくくさせて混乱させることをします。

俗に言うコンビ攻撃であったり時間差攻撃、同時攻撃などいろいろなパターンがありますが、前衛は多くて3人までしか攻撃することができないので(バックアタックは除く)どこに誰がいるか把握してどのように動いてくるか見極める必要がありますし、ボールは人がいるところにしか飛んでいかないので焦らず待ち構えましょう!

一人時間差

上記のコンビ攻撃の他に、相手ブロッカーを惑わす方法として一人時間差があります。

その昔、白黒テレビの時代に日本が編み出して当時の強豪国を打ち破っていったという噂があるとかないとか・・・

ともかく、クイックに入るタイミングで助走をして踏み込むフリをしてジャンプをせずに少しタイミングをずらしてその場でジャンプをしてスパイクを打ちます。

実際にやってみると案外騙されるので快感になりますよ笑

 

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