更新日:2019/01/17
まず最初の前提として1枚ブロックでの考え方の記事で書いたようにブロックをする選手が相手のトスについていけるぐらいまで動けることとします。
ですので、まずはブロックをする選手にはブロックの飛び方や動き方(ステップ)などをブロックの飛び方、ブロックの動き方の記事を参考に教えてあげましょう。
最初に以降文章で出てくる略語の説明を入れておきます。
基本的にはレフト時と同じで左右反転した形になりブロック1枚なのでFCがブロック、残り5人でレシーブする形になると思います。
今回もFCのブロック位置を決めましょう。
ブロックの位置を決めることで意図的にスパイクコースを制限しレシーブしやすくすることができます。
レフトとの時を左右反転した形が大まかな守備ポジションになるのではないでしょうか。
同じように説明するとストレートを防ぐとグレーゾーンはブロックで防がれ強打が飛んでこないエリアになります。そうなると、FR、BLはブロックの左手を抜けてくる正面の強打の対応のために内側に入ります。
クロスの強打はBLが内側に動いている分、BCとBRの2人でクロスの強打を拾いに行きましょう。どんな相手でもブロックなしのノーマークでスパイクを打たれると拾にくいですが、手だけでなく肩をしっかり入れて体で拾いに行けば外に弾かれることも少なくなるはずです。
FLRはアタックラインくらいまで下がり軽く構えておきましょうブロックの後ろを狙ったフェイントやワンタッチで前に落ちそうなイレギュラーな軟打にはしっかり対応しておきましょう。
FRは相手の身長やジャンプ力に応じてどこまでインナーに強打がくるかを見極めてアタックラインあたりで調整しクロスの攻撃に対応しましょう。
レフトとの違いはFRの位置です。レフトの時より前につめていますよね。
これはセッターのポジションをどうするかという話になります。ブロックを飛ばないのであればセッターをあらかじめセットアップしやすい位置にいるというのも利点になります。
もっと極端なことをいうと、キッズや新人戦などの時のオープン主体のチームを相手にする時はセッターはもっとネット際まであげてフェイント処理のみを任せ、後ろをBL、BC、BRの3人で守るというのもこちらの攻撃に繋げやすい作戦とも言えますね。
チームを作り始めた初心者の多い序盤は必死に拾って繋いでただそれだけ頑張れ!というチーム作りになりがちかもしれませんが、一人身長の大きな選手がいればブロックさせることでレシーブが格段に拾いやすくなりますので試してみてください。
注意すべきポイントもレフトと同じでブロックの左手に当たったワンタッチ、ブロックの上を抜けたストレート奥、ネット際反対サイドへのフェイント、中途半端な力でお見合いを誘うコート真ん中の4箇所が失点に繋がりやすいので注意しましょう。
ライトでもクロスを防いでみましょう。ブロックするFCは相手の正面に飛ぶのと同じと考えていいと思います。とは言えライト攻撃は左ききの選手が攻撃してくることも多いですのでその場合は位置を掴むのが少し難しいですね。
位置どりもレフトをまんま反転した考え方でポジションどりするのがよいでしょう。
には注意しましょう。
1枚ブロックのシフトを使う機会はなかなかありませんが、初心者の多いチームや育成途上のチームなどではあるかもしれませんね。
経験者がFCの時はコースを防ぐよりは止めに行く気持ちでブロックをしたほうが得点に繋がるかもしれません。その時は後ろのレシーバーがポジショニングに振り回されるのでチームプレーとしては機能しないかもしれませんが、1枚の場合、防ぎきれないのでまだまだ打てるコースが多く、ブロックを利用したワンタッチで弾かれてしまうことが多くなるかもしれません。
※他の1枚ブロックのレシーブ体型のページもだらだら文章だらけなので簡潔に書き変えないといけないですね、、、近いうちに。
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