更新日:2020/07/15
3回のボールタッチの機会の必ず2本目に触るポジションで攻撃につながる「トス」を上げる人。
ハイキューでいう影山飛雄のポジションですね。
セッターは得点を決めたりする機会は少ないためいわゆる花形ポジションではありませんが、周りの状況、試合の流れなどを見る力が必要でチームの司令塔という重要なポジションです。
そのため、頭を使うことが多く、常に試合中は動いて考えてを繰り返さなければいけないのでかなり大変だと思います。
やれと言われても自分にはとても無理だと思う難しいポジションです笑
セッターは基本的にサーブカットには参加しません。
なぜかというと、たとえ後衛にいてもサーブが打たれる前に味方前衛に攻撃指示をだすという仕事、そしてサーブが打たれると同時にネット際に走って2本目のボールを待つ必要があるからです。(セットアップ)
ネット際に着いた後はあとはサーブカットで上がってきたボールをスパイカーに向かってトスをあげます。
基本的に前衛時はライトポジションにてブロックを行ってからすぐに振り返ってセットアップします。
あとはそれの繰り返しですね。レシーブ時はボールが乱れることが多いのでブロック後すぐにふり返る、足を動かす癖をつけましょう。
後衛時はライトブロックの後ろにてフェイントフォローやレシーブをします。もし1本目を触ってしまった場合はライトもしくはリベロが代わりにトスを上げることになります。
レシーブしなければセットアップをして攻撃を組み立てるという流れになります。
レベルの高い試合になればなるほど、相手の攻撃も強くなりレシーブ、サーブカットが崩れて思い通りに上がらなくなります。
それを修正して少しでも得点につながるように打ちやすい位置にトスをもっていくことが大切になります。
上にも書きましたが、試合中に相手チームの穴をみつけたり、ブロックが付いてこないようにトスを上げたりしてこちらの攻撃を組み立てます。何回も戦っている相手ならばクセなど見つけることはできるでしょうが、初めて戦う相手の特徴なども分析できればぐっとチームの勝ちが近づいてくるでしょう。
どんな状況でも2本目を触りに行ってトスにしなければいけません。ブロックをして空中でバランスを崩してしまったり、セットアップ中によろけてしまっては元も子もないので的確にボール下に入れるようにするといいでしょう。