更新日:2017/06/02
バレーボールはメンバーの6人がコートの中で協力しあって点を取る競技です。
もちろん、ずば抜けたスキルを持つ選手が1人いればそれだけで有利になりますが、自分のコートにあるボールを3回繋いで返すうち、かならず1回は他の選手が触らなければいけません。
ですので、ボールが2人の選手の間に飛んできたときに2人とも取りに行ってぶつかって怪我をしないよう、2人の選手の間にボールが落ちてしまわないように6人がポジションに入った状態で動きの確認をするためにチーム練習を行いましょう。
それではチーム練習とはどのようなものなのか、どういう風にするのかを見ていきましょう!
まず、チーム練習の定義として試合を想定し、選抜された6人がコート内に入って行う練習をいいます。
もちろん、6人のメンバーは交代をしたりすることもありますが、基本的にはレギュラー6人の練習です。
続いて、チーム練習の種類を見ていきましょう。大きく分けて2つに分類されます。
チーム練習といえばこれを想像する人が多いと思います。
サーブ、もしくはレシーブから攻撃までの1点を取るまでの流れを練習します。
主な練習の内容としては、サーブレシーブの体型の確認から攻撃に移るまでにぶつかったりしないか、サーブカットの穴はないかなど試合の大きな流れを確認する時に行うと良いでしょう。
もちろん、この練習から派生してAB戦や乱打などより試合に近い状態で練習するのも良いですよね。
というわけで、具体的にどのような模擬戦型チーム練習があるか見ていきましょう。
他のスポーツでも行われているいわゆる紅白戦です。
基本的にレギュラーとその他選手に別れることが多いですが、各選手のプレーレベルを図るためにレエベルが均衡するように分ける場合もあります。
普通の試合と同じで25点マッチでゲームを行います。
1セットが終わったところで、コート内で意見を出し合ったりBチームからもきになるところなどを言い合ってお互いに確認しあえると練習効果もあがりますよね。
特に点数をもうけず、試合形式の動きのなかで対応できていない部分や穴がないかを満遍なく見ていきます。
練習だけではわからない、フォーメーションの食い違いやお見合いしやすいポイントなど細かな部分から全体のバランスまで途中で止めながら幅広く確認したり、調整できるのもいいですよね。
続いてこの切り抜き型のチーム練習はバリエーション豊富です。
もっと一部のプレーを切り抜いて効率を上げて繰り返し練習します。
レギュラー6人のコンビネーションを短時間でよくするためにも用いられますし、逆にレギュラー以外の選手も交代しながら数多く本数をこなすことができます。
コート全面を使うことなくアタックライン内で「フェイント処理からの切り返し」や「ブロックフォローからの切り返し」「レシーブからの2段トス」などさまざまなシーンを切り抜いて練習することができます。
サーブカットやレシーブなど相手の攻撃を受けて反撃するまでの流れを行います。
いろいろな切り返しがあります。
それぞれ球出しとして反対コートから台にのっていろいろなコースにボールを打ち込んだりしてチームの総合力を上げていきます。
より高度な練習になると、試合の対戦相手を想定し、この選手はこういうプレーが多いから、3:7の割合でコースを打ち分けて球出しをすることもできますね
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