更新日:2020/12/17
クイックをメインの攻撃としたポジションでブロックやの要となるポジションです。基本的には身長の大きな人がこのポジションにつくことが多く後衛時はリベロと交代し前衛のみプレーする選手も多いですね。
前衛のみだから楽そうと思われがちですが、相手セッターの動きに合わせて素早く移動しブロックをしなくてはいけないので前衛だけでもあっちへこっちへブロックをしにいったり、攻撃では相手のブロッカーをあざむく「おとり」の役割でどんな状況でクイック攻撃として毎回ジャンプする必要があるため、3ローテーションだけでもすごく大変ですね。
最近では、ミドルブロッカー(MB)と呼ばれることもあります。
クイックを打つために前衛の時はサーブカットには参加しないようにネット際にポジショニングをしてスパイクに備えることも多いですね。
攻撃はクイックがメイン、守備はブロックがメインといった風に基本的にネット際で空中での勝負になります。
主に前衛での働きが重要となるセンターですが、特にブロックは守備の要となるためネットに張り付いて相手の攻撃をブロックするために構えます。
攻撃のクイックはボールがセッターに入るタイミングを測ることが非常に重要なため、前衛の守備時はブロックしてすぐにアタックラインまでさがり速攻を打つといった慌ただしい動きになります。
なんといてもまずはこれがなくてはなりません。ブロックをするにしても一番打たれたくないクロスを守るのはセンターの位置ですし素早いクイックも高さが低ければ相手ブロッカーに触られてしまいます。
逆に相手の速攻をブロックで触ろうと思ったら、身長があったほうが少しのジャンプで触ることもできますしね
もちろんハイキューのような小さくて瞬発力のある人でもやれないことはありませんが漫画みたく間に合わないほどの移動の速さやジャンプする速度が変わるわけではありませんので、、、
ブロックからのクイックの動きはかなり急な旋回とジャンプを繰り返すことになりますので試合中何回も繰り返していればバランスを崩してしまうことになります。その時に、ブロックでバランスを崩してしまうと相手にぶつかったり、着地時に隣の選手の足に乗ってしまい捻挫や骨折というパプニングもおこってしまいます。
そのようなことがおこらないように筋トレなどで体幹を鍛えるようにしましょう。