更新日:2018/07/31
強力で豪快。
世界大会ではチームの半数以上が打っていることも多いジャンプサーブ。
男子なら言わずもがな、女子でも憧れるものですが、コンスタントに入れることが難しく慣れないうちは一か八かのギャンブルサーブになってしまうこともしばしばです。
ジャンプサーブを自分のものにするためにコツやテクニックを学び身につけていきましょう。
すでにご存知かと思いますが、ジャンプサーブについて説明しますね。
ジャンプサーブはサーブの位置でスパイクを打つように助走、踏み込み、ジャンプを行い高い打点からボールを打ち込むサーブです。
(動画コンテンツ作成中)
それではジャンプサーブの打ち方のステップから見ていきましょう。
ステップは
右→左→右・左(踏み込み)→ジャンプ
とスパイクとほぼ同じになります。
違うところといえば、「ボールを自分の手であげる」ということでしょうか。
一歩めの右足を出すタイミングでボールを自分の手であげる必要がありますので少し忙しくなります。動きがバラバラにならないように注意しましょう。
ジャンプサーブにおいてもトスの上げ方はいくつかありますが、ここではオーソドックスな片手上げをみていきましょう。
利き腕(右)でトスは上げます。アップの時の打ち込みをするように手首のスナップを効かせて縦に回転をるのがよいでしょう。
トスの高さと距離を十分確保することで、助走がしっかり取れた上で、前でボールをとらえ体重ののった強力なサーブが打つことができます。
もちろんラインクロスしないように自分のステップ幅とエンドラインの幅をしっかりと把握しておきましょう。
基本的に無回転でもよいですが、縦回転をかけた方がドライブをかけやすく、ドライブをかけることによってボールが浮きにくくなり、入りやすくなりますので、まずはドライブのかけやすい縦回転のトスが好ましいと思います。
昔に軽く両手を使い、横回転をかけた高いトスからのジャンプサーブが流行った時期があります。
その時は両手なので動きながらトスをあげることができませんので、高めに上げて一呼吸置いてからステップをふみ始めるという感じのジャンプサーブになっていました。
そもそも、片手で前方に高くトスを上げようとすると自然と縦回転になるのでそこまで気にしなくてもいいのかおしれませんね。
当たり前ですが、スパイク同様一定のトスをあげることができれば一定の動きをすることでミスを格段に減らすことができますよね。
ただでさえ空中でボールを打つのは難しいので、前に後ろに少しでもトスがずれてしまったら、気持ちよくステップも踏めませんし、よいミートができず、いつまでたってもボールに手を当てることのみを考えてしまいサーブ練習ができなくなってしまうので、まずは一定のトスを上げられるようになりましょう!
スパイクはネットを超えている状態であれば真下に打ち付けることができますが、ジャンプサーブやバックアタックはネットから距離がありボールは下ではなく前に打つ必要があります。
その上でより強力なサーブを打つためには腕の力だけではどうしようもありません。
なるべくならば「ジャンプは前にとびましょう」前に飛ぶことで体重を乗せたサーブが打てますよ!
だたし、前すぎると届かなくなってしまうので注意してくださいね!
ジャンプサーブを打つに当たって必須なテクニックは緩急です。
とても強力とはいえ、スパイクよりは距離もありますし、基本ドライブ回転がかかっているため正面に入られてしまうと意外と簡単に取られてしまいます。
そこで、ジャンプサーブは強いサーブという印象があることを利用して前に柔らかいサーブを打てるようにしておくと相手の意表をついて崩しやすくなります。
コメント