更新日:2020/09/09
スパイクとはバレーボールにおける攻撃手段です。
飛んできたボールをジャンプし空中で相手コートに叩きつけることでレシーブしにくくし、得点につなげます。
流れを文字に起こすと、
という流れになります
ここでは、地面に立った状態でボールが打てるようになることを目標に練習していきましょう。
それではボールを打つに当たって一連の動作を確認していきます。
※右利きを基準にしています
実際のスパイクはジャンプ中に行うため1、2番はそこまで重要ではないですが、だいたいどんな時でもバックスイングは必要になってきますので今から意識して練習するようにしましょう。
また、最後の10番「左手を胸に強く引く」というのはスパイクのスイングは腕の力だけでなく腰の回転など体全体を使って行うための必要な動作ですので忘れずに体に一連の動作として覚えこみましょう。
実際のバックスイングではジャンプするためにかなりの勢いよくしますし、
スパイクのスイングも威力を上げるために力一杯振り切らなければなりません。
その時に、筋力のない女子やキッズの場合、腕の動きに体が振り回されてしまいそのせいで目線や軸がブレてしまうことがあります。
ボールから目を離したり位置を正確に捉えられないと良いミートはできませんので、目線だけでなく顔や体の軸もぶれないように意識しましょう。
先ほどの説明に出てきたミートですが、ミートとは簡単にスパイク、サーブ時にボールの芯を叩けているかということです。
野球ゲームなんかでもバッターがボールを打つ時にミートができているかという話になっていたりするので聞いたことある人も多いかと思います。
バレーボールでも実際にボールの中心を正確に叩けるかどうかで威力やコースを狙うのに大きな差が出てくるのでしっかりミートできるようにしましょう!
と、言っても、どうなればミートができているか判断するのも難しいかと思うので、まずはボールを叩いた際に「パチン」といい音がなっているかどうかを基準に判断してみてください。
また、このサイトではジャンプ中にボールを打つことをスパイク、球出しなどの地面に足をつけて打つことをミートと使い分けて表現しますのでよろしくお願いします。
「叩きつけ」とはウォーミングアップなどの時に行い自分でボールを投げておもいきり下に向けて打ちます。
バレー初心者の方はスパイクを打つ時にミート以前に手にボールが当たらないことを考えてしまい、おもいきり腕を振ることができずに中途半端に手に当てにいくということをしがちですのでまずは思いきり打つ(手に当たる)感覚をやしないましょう。
あと、トスは両手で投げてもいいですが、片手で投げれるようになっておくと後々サーブなどの時に役に立ちますので練習しておきましょう。
左手でうまくボールをあげることでいろんな練習法やできるプレーが増えるので、片手でのトスは重要ですよ!
「叩きつけ」ができるようになったら次はコレ!
「壁打ち」とは壁に向かってボールを打ち込むことで床と壁の跳ね返りを使って一人で行える永久機関の繰り返し練習です。
ボールは叩きつけと同じようにですが、少し前めにボールを打ちます。この時、床から跳ねあがったボールがさらに壁に当たるようにします。
そうすることでふわりとしたボールが手元に戻ってくるのでさらにそれを打ち込んで繰り返し行います。
最初は長すぎても短すぎてもやりにくいので距離は1.5m〜2mくらいではじめると良いと思います。
上手い選手は無制限にできるのでまずは20回連続、できたら50回連続と回数を増やすようにしましょう。
慣れてきたら3m、5mと長い距離で壁打ちをしてみましょう。距離を伸ばすことが上達の近道です!
前に向かって打つことは入門編の最後の項目「対人パス」をする上で非常に大切になってきますし、狙ったところにスパイクを打つために大切な感覚にもなるのでしっかり練習しましょう。
次は前後の打ち分けの方法について学んでいきましょう。
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