更新日:2018/03/15
ボールがしっかり手にあたった時はパチンといい音がします。
これをバレー用語で、「ミート」といいます。
しっかり手に当たるということはどういうことか考えていきましょう。
野球でもミートという用語は出てきますよね、もしかしたら知らないだけで他のスポーツでもこの用語は使われているかもしれませんね。
ということで他のスポーツのミートがわかりやすいので、少し野球と卓球のミートについて紹介します。野球の場合、ミートの箇所は非常に少なく卓球はミート箇所が非常に大きくなっています。
野球のバットは筒状になっているためボールを打ち返すときにまっすぐ反対方向に弾き返そうとすると入射角と反射角の理論で面になっている部分はボールの球とバットの筒が触れる部分が非常に小さい面積になってしまいます。とはいえ、当たった時にボールが変形して触れる面積は広くなったりもしますが、、、それは置いておきましょう。
対して、卓球はラケットがそもそも板でできているため非常に広範囲の面でボールを当てることができます。
この図の紫の範囲がミート範囲というわけです。
野球は狭いため少し上下にずれただけで反射させたい角度が変わり外にそれていってしまいます。野球も卓球もどちらも道具を使うのでミート箇所がわかりやすいですね。
それではバレーボールのミートについて見て行きましょう。
バレーは柔らかいボールと手のひらでミートをすることになります。
手なので多少ずれたとしても指や腕の振り方である程度修正することもできますね。
上記、野球、卓球でも書きましたが、まずはボールは球体なのでしっかり中心の芯の部分を叩かなければ余計な回転がかかってしまい力がうまく伝わらないので注意しましょう。
ましてや、手はバットやラケットより柔らかいので包み込むように手のひら全体でボールをとらえましょう。
手の当てる位置は「手のひら」の中心より少し上部、指先から手首の中心くらいをイメージするといいと思います。
手のひらをよく見てみると全体に凸凹していています※図の濃い色の部分
指の付け根に少し盛り上がっている部分があると思います。この真ん中のやや下あたりが中心になると思います。スパイク時は手に当たったあと指で巻き込んで縦回転をかけたほうが威力がでてコントロールもしやすくなるので指に近いところでボールを捉えてしまうと巻き込めなくなるので気をつけて下さい。
例えば手をグーにしてボールを打っても早いボールを打つことはできますがこれはミートしているとは言えません。
たとえ、ふわっとしたボールでも腕の角度や振り切る力が違うだけなのでしっかりパチンと音がなっていてばミートしていることになります。
グーはバットに近い感覚ですが、それだと回転をかけたり打ち分けたりできなくなってしまいますのでやらないようにするのがよいでしょう。
ボールを思ったところに打つにはミートが必要になります。
そして、ミートするには腕の振りは必要ではありません。
なぜそのようなことがいえるのか、、、
次のボールを前後に打ち分けるで解説したいと思います。
私もバレーボールをしています
監督が「ミート!」と何回も言っていることを何度も何度も聞いたことがあり、そのミートという言葉の意味が意味不明で訳が分からなかったけれども、これを見て、分かったのでこれからもこの言葉を言われたときは、意味ををしっかりと考えようと思いました
私の実助けのようになりました!ありがとうございました!また、わからないことがあればこのサイトで確認をさせてもらえたらいいなと思いました
本当にありがとうございました!