更新日:2020/09/28
レシーブというと相手のスパイクをとる時のことをいい、アンダーじゃなければダメと指定はされていません。
今回はレシーブの時によく使うアンダーのやり方を見ていきましょう。
手の組み方はアンダーパスの時に説明しているので割愛しますね。気になる方はこちらからもう一度確認してみましょう。
ここではレシーブで大切なポイントを簡単に紹介していきますね。
なぜそうする必要があるなどの説明は難しいので中級編・上級編で説明していきます。
レシーブって絶対自分のところに飛んできませんよね?
ちょっとずれていたりして届かなかった〜なんてことよくありますよね。
その時にとっさの一歩が出るかどうかが重要になってきますので重心を前に前傾姿勢をとってボールを待ちましょう。
最初は思うように狙ったところに飛ばないと思いますが手首や肘を曲げて無理矢理小手先で飛ばそうとするのは間違いです。
しっかり腕を絞って面にした状態でレシーブすることを心がけましょう。
しっかり面を作れたらその面を飛ばしたい方向に向けるように練習しましょう。
最初は飛んでくるボールに手を当てるだけで精一杯になってしまうかもしれませんが手に当たった時に腕の平らな部分(面)はどこを向いているかにも注意してみましょう。
中学生か小学生の理科の授業で入射角と反射角を習ったと思います。
反射するもの(地面)と飛んできたボールの角度(入射角)と跳ね返った後のボールの角度(反射角)は同じというものです。
レシーブもほぼほぼこの理論でボールをコントロールすることができるはずですので最後まで気を抜かないようにレシーブ練習しましょう。
先ほど入射角反射角についてすこし触れましたが、実際には腕は地面と違い凹凸があります。
この凹凸をなくすために腕をしっかり絞ったうえで、腕の中で比較的平らな手首よりやや上のところででボールをレシーブする方が正確にボールが跳ね返せるようになる秘訣です。
この位置に当てるための技術や経験も練習で補っていきながら、レシーブしたボールをどこに飛ばしたいのか、飛ばしたい方向に向けてしっかりと面をつくることも意識して練習していきましょう。
初心者の人は最初、レシーブというなれない動きに、どうしても腕を振り回して腕だけでボールを取ろうとしてしまいがちですが、そうしてしまうとボールの飛んでくる正面の力と腕を動かしたことによる横への力が加わってしまい、手に当たったボールがまっすぐ返らずに横に反れていってしまいます。(俗に言うはじく)
ですので体全体でボールを受け止めるためにも体の正面でレシーブができるように足を動かしていきましょう。
とはいえ「全日本のプレーを見ていてもスパイクやサーブをレシーブするときに腕を動かしているじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、そういう屁理屈の話ではありません。
正面に入ろうとしたけど間に合わなかったので腕を動かさざるをえなかったということですので最初から横着をしないようにしましょうね。
それでは、足を動かしボールの正面に入れるようになったのならば、次はどういうふうに腕を出せばいいかですね。
入射角と反射角と同じように腕は動かさずにそっと添えてそこにボールを当てるというのが理想ですね。
腕を振ってボールに当てるのではなく飛んでくるボールに合わせて腕を差し出すようにすることで次の人にやさしいふわりとしたボールをあげることができます。
さらにいえば、組んだ手を横や縦に振り回すのではなくて、手を挙げた構えの状態からその位置に組みながら差し出しましょう。こうすることによってボールに余計な力が加わらないようになりまっすぐ跳ね返るのです。
上の注意点であげたように手を組んだ状態から横に振ってしまったりすると振った勢いもボールに伝わってしまって余計な力がボールにかかってしまいます。
もちろん腕を振ったとしても、ボールが当たる瞬間にピタっと止めれたら問題ないんですけど、そんな器用なことを毎回できる人はいないのでレシーブは基本的に腕を振るなと言われるようになっているんだとおもいますよ。
[…] 「レシーブ(アンダーパス)を練習しよう」でも言ったように足を動かして体全体で受け止めるように体の内側でレシーブすることで、いわゆる面でレシーブすることができますので余裕をもってボールを受け止めることができるようになりますよ。 […]